- 宇都宮の車検【CORE LINE】トップページ
- >
- 新着情報
エンジンオイルのグレードの違いや選び方・オイルの種類などどうしてます?
2017/12/15
【エンジンオイルの選び方】
エンジンオイルって一言でいいますけど、実はすごく多くの種類があるのってご存知ですか?
エンジンオイルにはまず、
【粘度】
と
【規格】
にわけられます。
まず【粘度】ってなに?ですよね。
簡単にいえば【硬さ】です。
ここら辺は当社のコーティングのサイトの
こちらに(←クリック)交換の必要性と一緒に説明したような・・・
ぜひ、見てみてください!
では
【規格】ですが、
きちんというと(規格等級)といいます。
等級というからには色々階級があるのはわかってもらえたと思います。
では、規格に方について!
規格は
「API規格」
「ILSAC規格」
というものがあって、ざっくりいうといい方の違いなのですが、
オイルを購入するとき
「SM」とか「GF-4」とか目にしたことはございませんでしょうか?
これが規格のグレードです。
ガソリンエンジン用エンジンオイル規格一覧表
API規格 | ILSAC規格 | 特徴 |
---|---|---|
SA | ー | “ベースオイル”と呼ばれる、負担が少ないエンジンに使用できるオイル。添加物が含まれていません。 |
SB | ー | 添加物が少し入っているエンジンオイル。 |
SC | ー | 古いガソリン用エンジンに対応。 |
SD | ー | SC規格より高い性能を持っています。古い車にのみ使用 |
SE | ー | SD規格より高い性能を持っています。古い車に使用します |
SF | ー | 約1980年型以降のガソリンエンジンに対応したエンジンオイルとなります。 |
SG | ー | 吸排気バルブ系の耐摩耗性などが向上。SF規格以上の性能を持つオイルとなります。 |
SH | GF-1 | スラッジ防止性や高温洗浄性が高くなり、SG規格以上の性能を持ちます。 |
SJ | GF-2 | SH規格以上の蒸発性などを持つ。 |
SL | GF-3 | 2001年度に制定された規格。SJ規格よりも省燃費性の向上とCO2の削減を達成。排気ガスに含まれる、CO、HC、NOxの削減。オイル劣化防止性能の向上で廃油総量の削減と自然環境保護に対応。 |
SM | GF-4 | 2004年に制定された規格。SL規格よりも浄化性能・耐久性能・耐熱性・耐磨耗性に優れるオイル。 |
SN | GF-5 | 2010年に制定。SM規格以上の省燃費性能の持続性と触媒保護性能を強化したオイル。 |
ディーゼルエンジン用エンジンオイル規格一覧表
規格 | 特徴・条件 |
---|---|
CA |
使用負荷が軽度〜中程度のディーゼルエンジンに対応。軸受腐食防止性と高温デポジット防止性を持つ。使用負荷が軽いガソリンエンジンにも使用可能であるが、良質なガソリンを使用する必要がある。 ディーゼル、ガソリンエンジンともに摩耗防止性およびデポジット性の性能は有しない。 |
CB | 使用負荷が軽度〜中程度のディーゼルエンジンに対応。品質のよくない燃料を使用したときの対摩耗性とデポジット防止性を有する。また、高硫黄分燃料使用時の軸受け腐食防止性と高温デポジット防止性を有する。 |
CC | ターボ・ディーゼルエンジンの過酷な運転条件に対応。高負荷運転のガソリンエンジンにも使用可能。使用負荷が軽いターボディーゼルエンジンでの高温デポジット防止性、ガソリンエンジンでのさび止め性能、腐食防止性と低温デポジット防止性を有する。 |
CD |
高負荷な使用をするディーゼルエンジンに対応。高回転運転で高い耐摩耗性とデポジット防止性を有する。 底質な燃料を使用した場合のターボディーゼルエンジンにも軸受け腐食防止性と高温デポジット防止性を有する。 |
CE | 1983年型以降のターボ・ディーゼルエンジンの高負荷使用時に対応。CD級よりオイル消費性能とデポジット防止性能、スラッジ分散性能が向上している。 |
CF | 建設用機械や農業用機械など高速回転が必要としないディーゼルエンジンのために開発されたオイルで、CDに代わる各種性能を向上。 |
CF-4 | 1990年代の低硫黄軽油(硫黄分0.5%以下)を使用し過酷な条件下に耐えるディーゼルエンジンオイル。CE規格よりも高温デポジット性能、スラッジ分散性が向上し熱安定性とオイル消費防止性も向上。 |
こんな感じで、規格がわかれているのです!
上記で 「ベースオイル」 という言葉が出てきたと思いますが、 コチラにも種類があってですね・・・・・
「鉱物油」 「高VI鉱油」 「セミ合成油」 「フル合成油」
の4種類で、現在の主流は「高VI鉱油」となっています。
「鉱物油」 低価格での提供が可能なオイルですが、 性能はイマイチってオイル
「高VI鉱油」 鉱物油のダメなところの酸化の安定性や粘度の劣化の低下などを少し補っているオイル
「フル合成油」 ハイパフォーマンスを求める方に適しているオイル
な感じです。
エンジンオイルを選ぶ際は
さきほどいったベースオイルの種類をお選びいただき、 ご自身のお車に合った粘土と規格をお選びいただくのです。
もしオイルで困ったりしたらお気軽にお問い合わせくださいね^^
|